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実家に帰ってきて、

フルーツを毎日食べたりと、栄養バランスがだいぶ

よくなったからか、

お腹がまた一段と大きく、重たくなった気がする。

胎動も相変わらず。

手や足で、お腹の中から押す力が強くなり、

くすぐったかったり痛かったりする時間がずいぶん多くなった。

お腹がものすごく波打っている。

動画でなかなか捕らえることができないのだもどかしい。

こんなに、動いているのに。

股関節が痛くなったり、

朝方に足がつったり、

耳がぼわーんとなったり、

なんだかいろいろあるが、すごく困っていることはない。

あ、お腹が重いのと、

横になると、胎動がすごいので寝心地が悪い時があるのは

少し困る。

里帰りして、久しぶりの実家。

里帰る前は、暇だろうし、

もはや人の家という感じがあってくつろげるかなー、

とあまり楽しみではなかった。

実際、帰ってみると、

何食べたいか聞かれて、それがでてきたり、

洗濯物がたたまれて、もどってきたり、

洗い物がおわってたり、

そんなことにひどく感動した。

実家には、ちょくちょく帰ることがあったが、

今までさほど気にとまることがなかった。

実家とはそういうところというか、

民宿に泊まりにきている感覚であった。

しばらく住むとなると、やはり違うらしい。

実家にいたころは、何一つ家事をやらなかった。

いま考えると、不思議でならない。

よくもまあやらずに過ごせたものだと思う。

父も何一つやらないので、

母は正社員で働いて、一人で家事をすべてやっていたと思うと、

本当になぜ自分は家事をやらなかったのだと不思議でならない。

ごみ捨てひとつやらなかった。

やらろと思いもしなかった。

今の感覚からすると、この感覚は、もはやこわい。

家事が自分の中で、当たり前になっているのだなとも思う。

以前は、手伝う感覚や言われたからやるというものだったが、

いまは何の感情もない。

洗う皿があるから、あらう。

汚れているから、掃除する。

そこに、やってあげたとかそういう感覚はない。

里帰りしてからは、家政婦のような生活をしている。

おもに、料理と家の片づけだけだが。

料理が苦手というか、嫌いな母ということもあり、

わたしは料理が苦ではないし

食べたいものが食べられるので、お互いにウィンウィン。

以前から、母と真逆の性格だとおもっていたが、

今回これほど違うかと、

料理と片づけで感じている。

実家はモノがとても多い。

使わないものをずっととってある。

空き瓶や空き箱、タッパー、食器など恐ろしい数ある。

そして、モノがいっぱいで置けなくなったら、

空いている場所にただ置く。

不要なものを捨ててそこにしまおうと言う感覚がないようだ。

そのため、ひたすらモノが増える。

洋服ダンスがそれを、特に象徴している。

タンスに入らなくなったら、新しくタンスを買う。

どんどん収納グッズが増える。

なぜ捨てない？

冷蔵庫の掃除もしたが、

同じモノが何個も出てきたり、

未開封のまま、賞味期限が切れたものがいくつも出てきた。

買ったことを忘れるらしい。

なぜ忘れる？

傷む前に冷凍したら、それ以降忘れて、

冷凍したらいつまでたっても食べられると思っているらしい。

だから捨てない。

冷凍庫がパンパンである。

化石がたくさん見つかった。

とりあえず、空いているところにどんどん置くので、

調味料も何があるか把握していない。

封があいたコチュジャンが4個も出てきた。

母曰く、冷蔵庫にあるものを使って料理ができないらしい。

・料理本をみて、作る。

・そこに書いてある食材、調味料を買ってきて作る。

調味料は、家に何があるか分からず、なかったら作れないと困るので

とりあえず分からないときは買うようだ。

そんなわけで、野菜は傷んでダメになることが多く、

そうならないために、とりあえず冷凍するようだ。

・・・。

わたしは、モノがおおいのがとにかく嫌で、

冷蔵庫に入りすぎていると、

あれも使わなければ、これも使わなければと、

少し脅迫めいた感がでてきてストレスになる。

親子で全然感覚が違うものだ。

食器棚も整理した。

同じ種類や、似た種類をまとめたり、

よく使うものを手前にしたりした。

片づけ直後、

「いつもと場所が違って、置く場所がよく分からない」

と母は言っていた。

見ていると、ガラスの器がまとまって置いてあるのに、

全然関係ない小皿の近くのスペースに戻していた。

なぜそこへ？

わたしは、それがとても気持ち悪く思う。

自分で片づけたのもあるが、ガラスの器が一つだけ

離れておいてあるのが気になるのだ。

はしなどが入ってあるところも、

テキトーに入れてあった。

母的には、場所が決まっているようだが、

フォークやスプーンがごちゃまぜにはいっているのが気持ち悪い。

空いたところにどんどんいれるので、

ストックを全く把握してないようだ。

わたしにはその感覚がわからない。

反対に、母にはわたしの感覚がわからないのだろう。

なんやかんや、

片づけはストレス発散になるし、身体も動かせるので

わたしにとってはよい。