はじめての妊婦記録

30代、第一子妊娠中。初めてのマタニティ生活の記録。

12w

激動の12週であった。

 

12週に入った頃、急にぐっすり眠れる日が訪れた。

以前まで、”トイレに行きたい”と”寝たい”を

繰り返す睡眠で、

もはや寝てるのかなんなのか分からなかったが、

ある日、気づいたら朝になっていた。

それに、とても気持ちがいいのだ。

登山とか行ってクタクタに疲れて寝て迎えた朝のような

目覚めである。

 

しかし、同時に、「あれ?赤ちゃん大丈夫?」

とも思った。

何か変化があると、必ず頭をよぎってしまう。

 

それから、数日、今までとは比べられないくらい

よく眠れるようになった。

眠れる幸せを感じた。

 

つわりもだいぶよくなり、

毎日自炊していた。

 

つわりは辛いが、楽になったらなったで毎日不安ではあった。

携帯で毎日、何かしら調べていた。

 

毎日不安だらけで、こんなんじゃあ、

赤ちゃんの性格に影響出るんじゃないか

とも思ってしまう。

イメージだが、毎日笑って楽しそうに過ごしている人の

赤ちゃんもよく笑う気がする。あくまで、イメージ。

 

どこまで、母体の影響を受けるのかは未知だが、

その分、やはり責任を感じずにはいられない。

なんの影響もありませんよと言われたら、どんなに楽か。

 

とは言っても、

無理に笑えもしないので、仕方がない。

 

しかし調子が良かったのは前半で、

後半は、つわりがぶり返した。

 

急に気持ちがわるくなり、

ある時から、胃から下にものが落ちていかない感覚になった。

ずーっといつでも吐けますよ状態になってしまった。

 

固形物はもちろん、NG。

ゼリーや水分を飲むだけでも、吐きそうになる。

 

もともと、吐くのが苦手で

吐くという経験も数回しかないので、

吐いた方が楽なのかもしれないが

怖くてなるべくなら吐きたくない。

 

そのため、ひたすらずーっと気持ちが悪かった。

胃だけ、他の内臓と足並みが揃っていない。

サボっているような感覚だった。

上から、胃をちょんちょん押すと、

ゴロゴロよく鳴った。

まるで、おしりをたたかれて仕方なく

動いているようだった。

 

ウィダーインゼリーも5回以上に分けて

飲まなければならなかった。

 

吐きたいけど、吐かないようにしながらの日々。

以前のつわりは、吐き気はなかったので

辛かったが、まだましだったように感じた。

 

こんなに体調が安定しないものかと不思議になる。

 

働いていたら、これはもう毎日泣いていたかもしれない。

 

しかし、

そんな日々も、3、4日たったら

急におさまった。

 

いったいなんなのだ。

 

本当に

もう、つわり

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は勘弁である。